Inspection Video Screening

ドローン調査映像から、流体異常の候補を見つける。

下水道、排水路、水路、河川、工場排水設備などで撮影した調査映像から、滞留・逆流・濁り・泡・スカム・油膜候補・漏水/浸入水候補などを、ABYSSが確認すべき流体変化として可視化します。

ドローン・CCTV・点検ロボットで取得した下水道、排水路、水路、河川の調査映像を、流体状態の確認候補として整理する企業・自治体・建設コンサル・点検事業者向けのユースケースです。

初回相談では動画や図面の共有は不要です。必要に応じてNDA締結後にサンプル映像の確認へ進みます。

ドローンで撮影した水路調査映像をABYSSで一次スクリーニングするイメージ

撮影映像

ドローン / CCTV / 点検ロボット

一次抽出

時刻・フレーム・短尺クリップ

人が確認

報告書・PoC・運用改善へ接続

Review Bottleneck

ドローン調査・管渠調査では、撮影後の映像確認がボトルネックになります。

下水道管渠、排水路、水路、河川、工場排水設備の調査では、ドローン、CCTV、点検ロボット、水上ドローンなどにより大量の映像が取得されます。一方で、撮影後の映像確認は人手に依存しやすく、異常候補の見落とし、確認時間の増加、報告書作成の負荷が課題になります。

ABYSSは、流体の動きや表面状態の変化に着目し、確認すべき箇所を時刻・フレーム・クリップ単位で抽出することで、調査後レビューの効率化を支援します。

長時間映像

数十分から数時間の映像を、人が最初から最後まで確認する負荷が高くなります。

見落とし

滞留、逆流、濁り、油膜候補などの短い変化を後から探すのに時間がかかります。

記録作成

報告書用の根拠フレーム、時刻、位置、異常カテゴリの整理が属人化しやすくなります。

点検フロー接続

候補抽出後に、誰が確認し、どの基準で記録するかをPoCで整理します。

Inspection Sources

対象となる調査映像

下水道・管渠調査

管内の流下状態、滞留・逆流、浸入水候補、堆積周辺の水流変化を確認します。

排水路・側溝調査

油膜候補、泡・濁り、滴下・漏えい候補、流れの停滞を調査映像から探します。

河川・水路巡視

流況変化、濁流、漂流物周辺の流れ、越流・逆流の兆候を候補として整理します。

工場排水設備

排水ピット、処理水路、開渠、タンク・槽まわりの状態変化を確認します。

水上ドローン・点検ロボット

水面・液面の移動撮影、長距離巡視映像、報告書用の異常候補抽出に使います。

CCTV・録画映像

既に残っている点検動画や固定カメラ映像を、NDA後のサンプル確認に利用できます。

Fluid Changes

ABYSSが調査映像から確認する流体変化

対象 見るポイント
滞留流れが弱い、流れが止まって見える、局所的に淀む状態を候補として可視化します。
逆流通常方向と異なる流れ、合流部・水門付近の流況変化を確認します。
濁り濁りの発生、広がり、流入箇所の候補を映像上の変化として整理します。
泡・スカム表面の泡立ち、浮遊物、スカム状の広がりを確認します。
油膜候補反射、色、表面の広がり、流れ方の変化を油膜らしい水面変化として扱います。
漏水・浸入水候補壁面・接合部・側部からの流入らしき変化を候補として切り出します。
液面変化水位・液面の上昇、変動、越流候補を現場基準と照合します。

Fit Conditions

ドローン映像でABYSSが向いているケース

水面・液面・流れが画面内に十分映っており、人が動画を見て流れや異常候補をある程度判断できる映像が向いています。

  • ・カメラの移動が急すぎない
  • ・ブレ、暗所、白飛び、反射が一定範囲に収まっている
  • ・時刻、位置、区間などのメタ情報がある
  • ・正常時と異常時、または確認したい状態の映像がある

向いていない / PoC確認が必要なケース

  • ・画面内に水面や液面がほとんど映っていない
  • ・カメラ移動が激しく、映像が大きくブレる
  • ・暗所、濁り、反射、しぶきで対象が見えない
  • ・構造物のひび割れ、腐食、破損そのものを主に見たい
  • ・数値としての流量、水質、濃度を高精度に出したい
  • ・見逃し防止や最終判定をAIだけに委ねたい

ABYSSは構造物の破損診断AIではなく、流体状態・水の動き・表面異常のAIです。期待値はPoCで現場映像と照合します。

Workflow

調査映像をABYSSで活用する流れ

01

資料ダウンロード

ABYSSで扱える映像条件、対象異常、PoCの進め方を確認します。

02

初回相談

対象設備、撮影方法、見たい異常、既存の点検フローを確認します。初回時点で動画や図面の共有は不要です。

03

NDA締結

必要に応じて秘密保持契約を締結します。

04

サンプル映像の確認

調査済み映像の一部をもとに、画角、ブレ、照明、対象の見え方を確認します。

05

異常候補の抽出PoC

滞留、逆流、濁り、油膜候補、泡、スカム、漏水候補など、1テーマに絞って検証します。

06

レポート・運用連携

確認すべき時刻、フレーム、クリップ、ラベルを整理し、報告書作成や点検業務に接続します。

Outputs

出力できるもの

異常候補タイムライン

いつ、どの区間で、どの流体変化が出たかを一覧化します。

フレーム・サムネイル

確認すべきフレーム、根拠画像、前後の短尺クリップを整理します。

異常候補ラベル

滞留、逆流、濁り、油膜候補、泡、スカムなどの候補ラベルを付与します。

区間・時刻・位置情報

撮影区間、時刻、位置メタ情報がある場合は確認リストに紐づけます。

CSV / JSON

後段の点検管理、報告書作成、既存システム連携に使える形式を検討します。

報告書用確認リスト

AIの候補を人が確認し、報告書やPoC成果物へ接続しやすい形にします。

Screening Flow

撮影して終わりだった調査映像を、流体状態の確認データに変える。

ドローン / CCTV / 点検ロボット

調査映像

ABYSSで流体変化を解析

異常候補クリップ・タイムライン

人が確認

報告書・PoC・運用改善

Scope Boundary

ABYSSが見るもの / 主対象ではないもの

見るもの

水の動き、滞留、逆流、濁り、油膜候補、泡、スカム、液面変化。

主対象ではないもの

ひび割れ、腐食、構造破損、鉄筋露出、管の変形、材質劣化。

FAQ

よくある質問

ドローン映像をリアルタイム監視できますか。

このページでは、リアルタイム監視ではなく、ドローン・CCTV・点検ロボットで取得した調査映像を後から一次スクリーニングする用途を扱います。運用要件により、通知や連携は別途設計します。

構造物のひび割れや腐食も診断できますか。

ABYSSの主対象は、流体の動き、滞留、逆流、濁り、泡、スカム、油膜候補、液面変化などです。構造物のひび割れ、腐食、破損そのものを主に見る場合は、別の点検AIや専門調査と組み合わせて検討します。

初回相談で動画や図面の共有は必要ですか。

不要です。初回相談では、対象現場、撮影方法、見たい異常、既存の点検フローを整理し、必要に応じてNDA締結後にサンプル映像の確認へ進みます。

どのような映像がPoCに向いていますか。

水面や液面が十分に映り、人が動画を見て流れや異常候補をある程度説明できる映像です。カメラ移動、ブレ、暗所、反射、しぶき、位置や時刻メタ情報の有無はPoCで確認します。

調査映像でABYSSを活用できるか確認したい方へ

初回相談では、動画や図面の共有は不要です。対象設備、撮影方法、確認したい異常、既存の点検フローを伺い、NDA後のサンプル映像確認に進むかを整理します。